こんにちは。サッカー未経験コーチのsandです。
サッカーの審判って皆さんはどんな印象がありますか?
ちゃんとジャッジしろよ!とか、今のはファールだろ!とか、責められるイメージが多そうですよね。
実際やってみると、審判へのリスペクトをしなくてはならない・・と思ってしまいます。
コーチになって審判ライセンスを取得してきましたので、記録しておきます。
審判ライセンス取得の動機
コーチになってすぐに、審判ライセンスの取得を要求されました。
大会で審判をしなければならないという、単純な理由でした。
大会までまだ時間があるからゆっくり・・とはしてられず、大会ぶっつけ本番とならないよう練習をしなければなりません。
そのため、急遽審判講習会を受講してきました。
同じ時期に東京都サッカー連盟で昭島市や文京区でも開催されており、私の住む場所からは距離的にどこも一緒だったので、行きやすさや最大人数を考慮して、港区の講義を受けてきました。
申込み方法
・JFAのサイト(KICK OFF)でIDがなければ作成し、申し込み及び料金の支払い。
・支払い票を持って、当日参加。
これだけでした。
支払い票は現地では確認されなかったですが、念のため持っていくことをおすすめします。
受講要項
要項には特に細かいことは書いていません。
なので持ち物等をチェックします。気になったのは以下。
・体育館で実施のため、体育館履きを準備。
・副審フラッグ → 場所によっては不要。
文京区の募集要項には副審フラッグを持参と記載されていて、港区は「あれば」という感じでした。
港区の場合は持参させる意図が、あくまでコロナ対策であったようで、参加人数分準備してくれてました。
※後にサッカーチームの他のコーチに聞いたらチームで保有するのを持っていって良いとのことでした。
受講日時・場所
日時:2023年1月15日(日)
場所:港区青山中学校
アクセス:信濃町から徒歩11分。青山1丁目から徒歩7分。
受講の状況・感想
サッカーはTVで見る程度なので不安でしたが、すぐにその不安が解消されました。
学生:少年団コーチや保護者=8:2くらいで、サッカー未経験者がチラホラと見られました。
若い人が多く、トイレですれ違った時に「なんだよ、講義でやってること知ってるよ、めんどくせーな」的なサッカー玄人的発言が聞こえてきました。
・・が、その御本人はオフサイドの判断を誤ったり、ペーパーテストで満点をとれてなかったり。。
人の失敗をあざ笑うわけではないですが、本当、プレーしていても知らないことがあるんだと、プレーとは別物であることを実感しました。
ペーパーテストに関しては、講義をしっかり聞いていれば満点をとれます。
自分は1問間違え、隣で真面目に聞いていたスポーツとは無縁そうなお父さんコーチも1問間違えでした。
港区の場合、満点を取るとカード一式をプレゼントされていました(2023.1現在)。
満点は40人中6人くらいで、全員合格。不合格の場合は補講だそうです。
ペーパーテストがどのようなものなのかは「サッカー、4級審判、テスト」ウェブで見つけることができます(2023.1現在は一番上に出てきます)。
ここで過去問集を作成してくれているので、これを行きの電車で見ていったら講義もすんなり頭に入ってきました。
実は妻も親コーチをしており、昭島市で1週前に審判資格を取得していたので雰囲気を聞いた所、そんな斜に構えた人はおらず、講師の雰囲気作りが上手で、とても良かったとのことでした。
港区は完全なる一方通行の講義で、シャイな人が多かったからか、講師が問いただしても誰も答えず、少し経ってやる気のある若い子とお父さんコーチが答えるという感じでした。
港区も雰囲気が悪いというわけではないと思いますが、おそらく色んなところから来てる人が多いので、和気あいあいという感じにはならなかったのかもしれません。
受講人数は昭島市は100人ほどで、港区は40人ほど。
オフサイド判定の練習について妻に聞いたところ、港区ほど濃厚な練習ではなかったとのことでした。
そのため、どちらが良いかは人それぞれかと思います。
たった一日の講義でしたが、4級審判というスタートラインに立ちました。
チーム内の試合やトレーニングマッチで練習して、これから主審としてガンガンと笛を拭いていこうと思います。
受講後に届いたもの(2023年2月9日)
審判グッズが届きました。中には審判ワッペン、リスペクトワッペン、サッカーのルールブック、レフェリーノート、グリーンカードが入ってました。
笛も審判服なども揃えたので、あとは本番だけですね。
楽しみです。
初主審の感想(2023年2月23日)
初主審は隣の小学校とのTRMがあり、そこで何試合かで笛を吹きました。
特に問題なく試合が終わったのですが、課題はたくさんありました。
初回で慣れていないのと、「ポジティブレフェリング」という本で不用意に試合を止めないというのが頭にあって、少し甘めの審判をしてしまった気がします。
それでも、子どもたちが楽しそうに試合をやっているのが近く見られてとても良かった。次も早く吹きたいと思いました。
また、外から見ていると息子のチームは仲が良さそうに見えたのですが、「早く上がって」とか「スローインは俺がやる」とか、FKで「なんで〇〇くんが蹴るんだよ」とか、思いの外、みんなブツブツが聞こえてきて、結構面白かったです。
もう少し成長すると言葉遣いが悪い子や、暴言を吐く親が出てくるのかなあと思うと、低学年の早いうちに取得して良かったです。
どんどん練習して、ハートも強くしないとですね。
コメント